高松観音で上山市の伝統ある裸もちつきが開催されている?ご利益は?

パワースポット

山形県上山市にある高松観音は、地域の歴史と文化が息づく特別な場所です。

上山市は自然豊かな環境に恵まれ、温泉地としても知られる魅力的な観光地です。

その中でも高松観音は、長い歴史と霊験あらたかなご利益で、多くの参拝者に親しまれています。

年越しの伝統行事「裸もちつき」や、ご本尊である聖観世音菩薩にまつわる歴史、心が癒されるパワースポットとしての一面など、知れば知るほど訪れてみたくなる情報が満載です。

また。この記事では、高松観音周辺の観光スポットやアクセス方法についても詳しく解説しています。

訪れる前に知っておきたい情報をぎゅっと詰め込みましたので、ぜひ最後までご覧ください。

高松観音のある上山市とは

高松観音は、自然と歴史が調和した山形県上山市に位置しています。

上山市は、蔵王連峰の裾野に広がり、蔵王川や須川前川の流れる美しい盆地に市街地が形成されています。

訪れる人々は四季折々の風景を楽しむことができます。

上山市は、560年以上の歴史を持つ温泉地としても有名です。

5つの源泉があり、JR「かみのやま温泉駅」からもその魅力が感じられるほど温泉情緒に溢れています。

また、1535年に築かれた上山城(月岡城)は、現在郷土資料館として公開されており、地域の歴史や文化を学ぶことができます。

そんな歴史と自然が息づく上山市の中心部にあるのが高松観音です。

観音堂は地域の人々の信仰の対象であり、訪れる人々に心の安らぎとご利益をもたらす場所として知られています。

高松観音を訪れることで、上山市の豊かな歴史や自然を身近に感じられるでしょう。

高松観音の裸もちつきって?

高松観音の裸もちつきは、300年以上続く伝統的な年越し行事です。

この行事は、高松観音への感謝を込めて餅を奉納し、豊作や無病息災、家内安全を祈願するものです。

威勢のよい掛け声が響き渡る中、腹巻やふんどし姿の男衆が直径1.4mもの特大臼を使い、力強く餅をつき上げる姿は圧巻です。

この裸もちつきは、例年12月中旬に上山市高松集会センターで開催されます。

上山市の無形文化財にも指定されています。

また、地元の小学校ではこの行事を学ぶ機会もあり、伝統の継承に力を入れています。

テレビや新聞の取材が入るほど話題性のあるこの行事は、高松観音と地域のつながりを深く感じられる特別な伝統行事になっています。

その力強さと神聖な雰囲気に、きっと心を動かされることでしょう。

高松観音とは?ご利益やご本尊は?

高松観音は、上山市に位置する真言宗の寺院で、正式名称は「高松山 光明寺」です。

最上三十三観音の第11番札所です。

ご利益と背景 

高松観音は、諸願成就のご利益で知られています。

その御本尊である聖観世音菩薩は、人々の苦しみや願いに応じて33の姿に変化し、救済する慈悲深い仏とされています。

高松観音のご本尊は、奈良時代の高僧・行基が刻んだ高さわずか4~5センチの小さな座像です。

行基はこの地に庵を構えた際、村人に信仰の大切さを説き、観音像を礼拝の対象として提供しました。

その後、村人たちが山の上にお堂を建立し、大切に安置したことが高松観音の始まりとされています。

以来、大名から一般の人々に至るまで、参拝者が耐えることはなかった、といいます。

特に無病息災や家内安全を祈願する場として親しまれています。

ご本尊にまつわる歴史と起源

高松観音のご本尊は、奈良時代の高僧・行基が彫刻した聖観世音菩薩の座像で、わずか4~5センチという小さな仏像です。

このご本尊が地域に信仰を根付かせた起源は、行基が高松の里で庵を築き、この像を彫り、人々に礼拝を勧めたことに始まります。

その後、村人たちが山上にお堂を建ててご本尊を安置し、高松観音としての歴史が動き出しました。

四十五代聖武天皇がその霊験のあらたかさを知り、御祈願所に指定したことから、高松観音は大名や庶民の厚い信仰を受けるようになりました。

時の領主や藩主から寄進や例祭の奉納も行われ、地域に深く根付いた礼所となりました。

しかし、慶応元年の山火事でお堂が焼失しましたが、別当の光明法印が火中からご本尊を救出します。

その後、明治五年に信者の寄付で再建が実現し、現在のお堂とご本尊がその伝統を今に伝えています。

高松観音は、上山十体観音の第六番目の霊場としても多くの人々の信仰を集めています。

高松観音のパワースポット

高松観音は、その場所全体がパワースポットとして知られています。

静かな自然に囲まれた境内は、訪れる人々に心の安らぎと精神的な力を与えてくれます。

特に、最上三十三観音像を刻んだ三十三体の石像が並ぶ参道は、多くの参拝者がパワーを感じる場所として人気です。

高松観音は諸願成就のご利益を持ち、特に商売繁盛や交通安全、五穀豊穣の祈願に効果があると言われています。

その中心となるご本尊・聖観世音菩薩像は、奈良時代に高僧・行基が刻んだ霊験あらたかな仏像で、多くの信仰を集めています。

さらに、境内を包む豊かな緑と清々しい空気が、日常の疲れを癒し、心身をリフレッシュさせてくれます。

高松観音を訪れることで、自然と歴史のエネルギーを存分に感じ取ることができるでしょう。

高松観音周辺の観光スポット

高松観音を訪れた際には、周辺の観光スポットもぜひ楽しんでください。

まずは「かみのやま温泉」。560年の歴史を誇り、美肌効果や疲労回復で知られるこの温泉地は、旅の疲れを癒してくれるでしょう。

また、上山市のシンボル「上山城(月岡城)」は、現在郷土資料館として利用され、地域の歴史や文化を学ぶことができます。

上山の自然を体感したい人には、蔵王連峰の裾野に広がる「蔵王エコーライン」がおすすめです。

美しい景観を楽しみながらドライブできる絶景コースです。

さらに、上山市はさくらんぼやラ・フランスの名産地としても有名で、「高橋フルーツランド」では季節ごとのフルーツ狩りを楽しめます。

また、上山市は「ワイン特区」として認定されており、4つのワイナリーで地元のワインを堪能できます。

高松観音を訪れた後は、上山市の多彩な観光スポットで心も体も満たしてください。

高松観音のアクセス 

〒999-3243 山形県上山市高松53

開所時間(参拝時間):午前8時〜午後5時

季節や天候によって開所時間が変更される場合がありますので、訪問前に確認することをお勧めします。

車やタクシーで行く場合

・山形駅から車で・・・・・・・・・・・・ 約30分

・仙台市から・・・・・・・・・・・・・・ 約70分

公共交通機関を利用して行く場合

東京から山形新幹線でかみのやま温泉駅まで・・・・2時間20分

山形駅から山形線でかみのやま温泉駅まで・・・・15分

かみのやま温泉駅からバスと徒歩で・・・・約20分

まとめ

高松観音を中心に、上山市が誇る歴史や文化、そして豊かな自然を堪能できる魅力的な情報をお届けしました。

高松観音はそのご利益や由緒あるご本尊で多くの参拝者を惹きつけるだけでなく、裸もちつきなどの伝統行事やパワースポットとしても訪れる価値のある場所です。

また、周辺には温泉地やフルーツ狩りが楽しめる観光スポットが点在しており、訪れるたびに新たな発見があるかもしれません。

アクセスもしやすく、車でも公共交通機関でも気軽に訪れることができる高松観音。

上山市の豊かな自然や心温まる地元の文化とともに、特別なひとときを過ごすことができるでしょう。

ぜひ高松観音を訪れ、上山市ならではの魅力を体感してください。

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